磐座
磐座<いわくら>の森(岐阜県恵那市 720m)
ダムサイドにある説明板によると、「イワクラ」とは、現代の神社やお寺などの本殿に相当する超古代の山岳祭祀(ひ)遺跡をいう。
今から約四千年以上の昔、三角岩や巨大岩など不思議な形をした、大小さまざまな岩をご神体岩として祭ったもので、「磐座」と書く。
あたりの苔むした大岩を見ながら、なんとなく古代のロマンを感じ、森の香りに抱かれて、分厚く積もった枯れ葉の上を歩く心地よさは文句の言いようがない。
山頂は樹木に囲まれ、朽ち果てたベンチがポツンと1つあるのみで、訪れる人の足跡をあまり感じることができない。
参考までに、近くの林道を歩いてみた。心地よい谷川の音、澄み切った水、色づいた木の葉を通して漏れてくる陽光、これらが一体となって心を癒してくれる。
http://www.gctv.ne.jp/~nkmr3030/iwakuranomori.html ←このサイトより抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/磐座 ← ウィキペディアより。
筆っこ加盟校の萬成さんと今春の打ち合わせを岡山でしていた時、
http://kobetu.jp ← このサイトの右上の人ね。
仕事の話流れで、萬成さんの趣味を聞いたところ、萬成さん、大の歴史好き。古のさまざまな文化遺産をめぐるのが好きということを聞いた。最近は、今日のテーマ「磐座」というものに大変な関心を持っているという話を聞いた。
愛知県に岩倉市という名前の都市があるが、それとはどうも違うらしい。
漢字も、「磐座」。
太古の人々が、さまざまな大岩をご身体として祭ったものらしい。
磐座、萬成さんと会うまでは、磐座なんて言葉を聞いたことなどなかった。岐阜にも磐座というものがあるかどうか、その場で検索してみた。なんと、あるじゃないですか、恵那に。
これは、何かの縁。何かの因果。そう思い、その日は岡山に泊まり、その次の日、その場所へ行ってきました。スーツのまんまで(笑)
まあ、まさに山の奥地。ダムが近くにありました。そこに車を止めて、いざ出陣。
誰も歩いた形跡がない(苦笑)お〜、良いね〜。この孤独感を楽しむのだ。
山の中の空気は凛としていて冷たく、ここに住むであろう神々が、静かに迎えてくれているよう。この冷たい空気を深く深呼吸。体の隅々まで沁み渡らせるかのごとくに。
そろそろか。。。
来た。ついに磐座。目を瞑り、岩を抱き、太古の人々の思いに浸る。さあ、ご覧あれ。太古の人々の祈りとともに。
心の平安を求める魂は、太古の昔から変わらぬのだ。
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