僕の幼なじみの彼女


彼女は年に一度、ホールを借り切り、ひとりピアノを弾く。


誰のためでもなく、そこに自分がいるという存在に対しての感謝か、自分という存在に対する賛辞か。



僕も彼女の「存在」確認日に、参加させてもらう。



僕と彼女と、娘さん?



大ホールで。



ベートベンの月光をリクエストした。







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